渋谷とは中二、中三と同じクラスだったけど

特別親しいというわけではなかった。

でもその頃から渋谷のことはずっと気になってたんだ。

この間不良に絡まれているところを偶然渋谷に助けてもらって

それからまた親交が深まっていった。

そしてその時から渋谷は僕の特別な存在になっていた。

高校に入ってから渋谷は野球をやめていたけど

最近また野球を始めて、僕はそのマネージャーになった。

高校が違うんだから、この位しないと渋谷に会えないしね。

今日は思い切って渋谷を水族館に誘ってみる。

しぶしぶといった感じではあったけど誘ってしまえばこっちのものだ。

建前は女の子に告白しようとして振られたということにしてあるけど

半分いや3分の2は嘘かな。告白しようしとしたのは本当のこと。

けど、やはり思いとどまる。

告白しようとしている相手は『女の子』じゃないしね。

 

まさかこんな近くに、運命の相手がいたなんて思ってもみなかったよ。

魔王陛下

 

この告白、純粋に好きだと告ろうとしたのか、それとも自分が大賢者だったと告ろうとしたのか、
どっちとも取れるCDのお話。でも前半かな?

2006/1/1

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